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Quality Indicatorの開発:社会に対し出産ケアの質を保証するために

研究課題

研究課題/領域番号 19659570
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

片岡 弥恵子  聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (70297068)

研究分担者 江藤 宏美  聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (10213555)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード分娩 / エビデンス / Quality Indicator / 質の評価 / 助産
研究概要

網羅的な文献検索(コクランシステマティック・レビューを含む)とコンセンサスミーティングの結果に基づいて、Quality Indicator (以下、QIと示す)の項目を決定していった。継続的なケア、分娩第一期の浣腸と剃毛、持続的分娩監視装置の使用、分娩時の体位、ルーティンの会陰切開、分娩第3期のアクティブマネージメント等がQI候補としての妥当性が高いと結論づけられた。都内13ヶ所の助産所と1ヶ所の病院で、QI項目と関連する妊娠・出産データの収集を行った。助産所はローリスクが主体であり、病院はハイリスクが含まれているという前提はあるが、ほとんどのQIについて、助産所の方が高いという結果であった。助産所のケアの質の高さと安全性が示唆された。
これらのデータを用いて、Optimality Index-USの項目についても分析を行った。助産所と病院の類似点と相違点を導き出し、さらに米国の報告との比較も行った。その結果は、日本助産学会にて発表した。
本来QIは、エビデンスに基づくガイドラインのコンプライアンスを評価し、ケアの質を一定に保つために用いられている。今後、社会に出産ケアの質を保証するためには、ガイドラインの開発、評価、普及を大きな枠組みとして、その体制を整えることを課題としたい。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 助産所出産に関する基礎データの集積2009

    • 著者名/発表者名
      江藤宏美, 片岡弥恵子
    • 学会等名
      第23回日本助産学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-03-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 助産所における分娩第III期ヶアと出血量の実態および出血の影響因子2009

    • 著者名/発表者名
      長谷川文子, 江藤宏美, 片岡弥恵子
    • 学会等名
      第23回日本助産学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-03-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 助産所における助産ケアの質の評価-Optimality Index-USの適用-2009

    • 著者名/発表者名
      加藤千穂, 江藤宏美, 片岡弥恵子
    • 学会等名
      第23回日本助産学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-03-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 助産所の出産に関する情報集積システムの構築2008

    • 著者名/発表者名
      江藤 宏美、片岡 弥恵子
    • 学会等名
      第22回日本助産学会
    • 発表場所
      神戸
    • 年月日
      2008-03-16
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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