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院内助産所創設のシステム構築と、課題に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19659591
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関千里金蘭大学 (2008-2009)
奈良県立医科大学 (2007)

研究代表者

浅見 恵梨子 (浅見 惠梨子)  千里金蘭大学, 看護学部, 准教授 (80369751)

研究分担者 和木 明日香  千里金蘭大学, 看護学部, 助教 (30509930)
福田 ゆかり  千里金蘭大学, 看護学部, 助教 (10510430)
新小田 春美  九州大学, 医学部, 准教授 (70187558)
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2008年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード院内助産システム / 助産師主導型ケア / コア・コンピタンス / 助産外来 / 院内助産 / マーケティング / 事業スステム / 事業システム / イギリス / バースセンター / 院内助産所 / 人材育成 / 持続的発展 / 助産師外来 / 病院出産 / システム構築 / 助産師の専門性 / 産科医との協働 / 安全性の保障 / 事業の継続性
研究概要

1.本年度実施の研究成果の具体的内容
1)院内助産所勤務助産師を対象とした、「助産師の核能力」に関する意識調査の実施
2009年6~7月に院内助産システムを有す近畿圏の5病院の勤務助産師76名に対し、院内助産遂行能力について質問表調査を実施(有効回答43名)、助産師をDreyfusの熟達モデルに基づいて経験年数で分類し、内容を質的帰納的に分析した。結果、『助産診断力と実践力』、『対象者との関係を構築できる』『医師と協働できる』は院内助産を遂行するためには経験年数に関係なく共通して必要な能力と認識されており、『組織成員として働くことができる』、『助産師の専門性への自覚がある』は中堅以降の助産師で認識されていると考えられた。
2)助産師主導型ケアのマーケティング価値に関する調査
2009年6~9月に、大阪府下4市町村の4か月健診に来所した医療職以外の母親を対象に質問表調査を実施し、440名の有効回答を得た。院内助産所の認知度は知らなかったと答えた者は59.4%で、名称のみ知っていた者が20.2%、内容まで知っていた者が19.7%であり、認知度は低くないと考えられた。また、院内助産所での出産希望は、あると答えた者が56.5%であり、マーケティング価値はあると考えられた。
3)当初予定していた院内助産所出産者へのケア満足度調査は、調査協力を得られる施設がなく実施できなかった。
2.研究成果の意義・重要性
1)の成果は、院内助産所で必要とされるケア、その能力を育成するための人材育成のあり方、院内助産所立ち上げの要件を考える基軸となることが期待できる。また、2)の成果は助産師主導型ケアは病院の新たな事業として発展の可能性があるということを検証するものであった。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 院内助産システムを有す施設の勤務助産師が考える、院内助産遂行能力について2010

    • 著者名/発表者名
      浅見恵梨子、和木明日香、福田ゆかり
    • 学会等名
      第24回日本助産学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2010-03-21
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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