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モジュール型精神障害者社会復帰促進研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19659612
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関福岡県立大学

研究代表者

松枝 美智子  福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (50279238)

研究分担者 安酸 史子  福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10254559)
中野 榮子 (中野 栄子)  福岡県立大学, 看護学部, 教授 (50207841)
安永 薫梨  福岡県立大学, 看護学部, 講師 (80382430)
梶原 由紀子  福岡県立大学, 看護学部, 助手 (50512026)
坂田 志保路  福岡県立大学, 看護学部, 助手 (10438418)
北川 明  福岡県立大学, 看護学部, 講師 (20382377)
安田 妙子  福岡県立大学, 附属研究所, 客員研究員 (50382429)
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2009年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2008年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード精神障害者 / 社会復帰 / 研修プログラム / 継続教育 / 動機づけ / ケアチーム / チームワーク / エンパワーメント / 精神科超長期入院患者 / 社会復帰援助レディネス / モジュール型研修 / 医療従事者 / 精神看護学 / 看護教育学 / リハビリテーション / 援助レディネス
研究概要

独自に作成した精神障害者社会復帰促進研修プログラム(案)を、後述の1)-4))は看護師3-5名、5)は看護師3-4名、臨床心理士0-1名、精神保健福祉士1名(2回目は代理者)、作業療法士1名で、各2回計10回のフォーカスグループインタビューで検討した。研究協力者のグループから出された、(1)言葉の定義を明確に、(2)簡潔明瞭な表現に、(3)研修対象者を明確に、(4)コース間に順序性がある可能性、(5)フォローアップ研修の期間や頻度を明確に、(6)タイトルを短く興味をひく表現に、(7)受講生がエンパワーメントされるようなグループワークに、(8)受講生の募集方法が課題、(9)受講生同士のネットワーク作りも同時にできると良い、などの意見をもとにプログラムを修正した。各コースの名称は、1)看護観と援助への動機づけ育成コース、2)システムを構築し改良する能力の育成コース、3)直接ケア能力育成コース、4)患者イメージ変容コース、5)ケアチームのチームワーク促進コース、である。本プログラムの特徴は、(1)受講希望者のレディネスや興味に従って受講できる5つのモジュールで構成されている、(2)グループワークを重視した参加型の研修である、(3)On-JTとOff-JTを組み合わせて実践に直接役立つ、(4)フォローアップ研修と大学の教員のコンサルテーションや受講生同士のピアコンサルテーションにより受講生やケアチームの継続的な成長を支援する、(5)現在精神保健医療福祉の分野で急務の課題であるケアチームのチームワークを促進する、(6)精神障害をもつ人の社会復帰の経験に学ぶ内容が含まれている、(7)一つの研修を受けることで他の研修で目的としている各種の能力育成に波及効果が期待できる、の7点である。本研修プログラムは、院内研修、職能団体での研修、教育機関によるリカレント教育など、様々な場や状況に応じて修正して活用できる可能性があり、実施により精神科に10年以上入院している人々の社会復帰促進につながることが期待できる。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] (1)精神障害者の退院促進を目的とした継続教育の現状と課題(2)精神科超長期入院患者の社会復帰援助レディネス尺度の開発2008

    • 著者名/発表者名
      松枝美智子
    • 学会等名
      (1)第18回日本看護学教育学会学術集会(2)第28回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      つくば市福岡市
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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