研究課題
若手研究(A)
セスキテルペンに共通する三環性骨格をモチーフとして、縮環分子の三次元構造を多様化する合成プロセスを開発した。骨格や縮環部立体化学を系統的に改変した三環性ジエン群を簡便に合成した。これらにペルオキシド架橋を導入し、抗マラリア剤アルテミシニンアナログ群の迅速合成と構造多様化に成功した。合成した天然物類似低分子群の中から、既存の治療薬よりも強力な抗トリパノソーマ活性(in vitro)を発現するリードを創製した。
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