研究課題/領域番号 |
19700108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
鈴木 一史 メディア教育開発センター, 研究開発部, 准教授 (90332147)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 可視化情報学 / パターン認識 / 自己相関特徴 / フラクタル次元 / ハースト係数 / Lawsマスク / 畳込み演算 / 3次元マスク / セグメンテーション / 高次局所自己相関特徴 / ボリュームデータ / 3次元フィルター |
研究概要 |
グラフィックスハードウェアの発展により、一般的なパーソナルコンピューターでも高速に3次元ボリュームデータを高速に処理できるようになってきた。医療、化学、芸術等の様々な分野で利用される3次元ボリュームデータは増加の傾向にあり、3次元ボリュームデータを対象にした形状認識技術やデータベース検索技術の需要が高まっている。3次元ボリュームデータには、コンピューターグラフィックス映像などを作成する際に用いられるソリッドテクスチャーなどがある。大量のソリッドテクスチャーからなるデータベースがあるとき、データベースの中から類似したパターンを持つデータ検索や、データの中から特定のパターンを抽出・計測することは、データベースシステムを効果的に扱うために大変重要である。本研究では、2次元テクスチャー画像解析において高い認識率を持つことで知られている高次局所自己相関特徴に抽出に使われる2次元マスク(3×3)を3次元マスク(3×3×3)に拡張するシミュレーションプログラムの作成と、3次元マスクを利用した3次元ソリッドテクスチャーの類似検索を行った。また、Lawsマスクの3次元化、フラクタル次元の算出に使われるHurst法の3次元化を行い、ソリッドテクスチャーからの形状特徴抽出を可能にした。
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