研究課題
若手研究(B)
FGF受容体(FGFR)がEph受容体A4とヘテロ二量体として結合し、下流シグナルを増強することを発見したことを発端に、EphA4、FGFRおよび、FGFRの結合分子であるFRS2αを加えた3分子の相互作用を詳細に解明した。その結果、これらの3分子が三量体複合体を形成すること、また、複合体を介したシグナルが神経幹細胞の増殖・分化において非常に重要な役割を担っていることを発見した。さらに、FGFRがEphA4の下流分子であるephexin1に直接作用し、Rhoファミリーを活性化することで神経細胞の遊走および形態変化を調節していることを発見した。これらの研究は、EphA4-FGFRの相互作用を軸としたシグナルが神経系細胞の増殖・分化・遊走において重要な機能をもっていることを示している。
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