研究課題/領域番号 |
19700347
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
久保 健一郎 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20348791)
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研究協力者 |
澤 明 ジョンズホプキンス大学, 精神科, 教授
神谷 篤 ジョンズホプキンス大学, 精神科, 講師
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 精神・神経疾患 / 統合失調症 / 双極性感情障害 / 脳の発生 / 大脳皮質 / 海馬 / disrupted in schizophrenia 1 (DISC1) / Bardet-Biedl syndrome / DISC1 / 脳内皮質構造 / 中枢神経系 / 発生 / 精神疾患 / 子宮内電気穿孔法 |
研究概要 |
スコットランドの精神疾患多発家系の遺伝学的研究で発見されたdisrupted in schizophrenia 1 (DISC1)は、その後の解析の結果、脳の形成に関わる可能性が示唆され、世界的な注目を集めている。本研究では、脳内皮質構造の発生過程において、どのような組織構築の異常がDISC1の機能欠失によって起こるのかを明らかにすることを試みた。DISC1のsiRNA発現ベクターおよび変異体遺伝子発現ベクターを作成し、子宮内電気穿孔法を用いて発生中の中枢神経系に導入した。その結果、DISC1が発生中の大脳皮質興奮性神経細胞のみならず、海馬皮質の発生にも重要な役割を果たしていることが判明した。さらに、DISC1結合分子である、やはり統合失調症および双極性感情障害に連鎖を示すpericentriolar material-1 protein (PCM1)、さらにBardet-Biedl syndromeの原因遺伝子であるBardet-Biedl syndrome-4 protein (BBS4)が、DISC1とともに発生中の大脳皮質形成に重要な役割を持つことを明らかにした。
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