研究課題/領域番号 |
19700396
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
秋葉 教充 科学警察研究所, 法科学第二部, 主任研究官 (00370883)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,480千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 生体情報 / 計測 / 可視化 / 生物・生体工学 / 応用光学・量子光工学 / 法科学 |
研究概要 |
犯罪現場に残された指紋は捜査の重要な手がかりとなるが、経時変化した指紋は検出が困難になるという問題がある。そこで経時変化した指紋の可視化を目的として研究を行った。様々な条件で指紋を保管し、一定の期間ごとの蛍光スペクトルの変化を観測した。実験には紫外線パルスレーザを用い、時間分解分光法により測定を行った。その結果、暗条件のものは、日照下及び蛍光灯下よりも劣化が少なく、また低湿度に保ったものも比較的劣化が少ない結果となった。またレーザ照射時間と共に大きくなる蛍光ピークを利用して指紋の可視化を試み、はじめは観測されなかった指紋が、時間が経過すると観測できるようになることを示した。
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