研究課題/領域番号 |
19700427
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
吉田 英治 独立行政法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 研究員 (50392246)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,840千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | PET / 散乱同時計数 / 偶発同時計数 / 多重散乱 / 空間分解能 / 散乱同時計 / 統計的クラスタリング |
研究概要 |
Positron Emission Tomography (PET)装置はガンの診断や神経伝達物質の画像化など高度な臨床や生体機能の解明に欠かせないツールになっている。また小動物を使った遺伝子発現などの分子イメージングの分野でも今後主導的な役割となることが期待されている。そのため、より高感度で信号対ノイズ比(S/N)が高いPET装置が求められている。本研究はPET装置におけるノイズ成分である偶発・散乱同時計数の割合を低減することでPET装置のS/Nを改善するために、結晶内多重散乱に対して消滅放射線の入射方向を大まかに特定することで偶発同時計数の低減する手法及び3次元検出器を用いて上層(被検者に近い方)のシンチレータを散乱線の吸収体とみなすことによって下層のエネルギーウィンドウを広げ、装置感度を高める手法(DEEW法)を検討した。256チャンネルの位置弁別方光電子増倍管の出力を独立して読み出せる検出器系によるモンテカルロによるシミュレーションの結果では約8割の結晶内多重散乱の識別能を達成した。全身用GSO-PET装置を模擬したシミュレーションの結果から、DEEW法を用いれば10から25%の感度向上を見込めることが期待される。
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