近赤外線分光法による高次脳機能評価の有用性の検討

• 研究課題/領域番号: 19700448
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: リハビリテーション科学・福祉工学
• 研究機関: 国立成育医療センター(研究所)
• 研究代表者: 橋本 圭司 国立成育医療センター(研究所), 第二専門診療部リハビリテーション科, 医長 (10376717)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,600千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 600千円); 2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
• キーワード: 高次脳機能障害 / 近赤外線分光法 / 脳血流 / リハビリテーション / びまん性軸索損傷 / 軽症脳外傷 / 拡散テンソル画像 / 高次脳機能 / 前頭葉機能 / 外傷性脳損傷

研究概要

健常者と脳外傷者を対象に、近赤外線分光法を用いて神経心理学的検査実施中の前頭葉の血流を測定した。結果、健常者と比較して、脳外傷者において有意に前頭葉の血流が低かった。この結果から、近赤外線分光法は、高次脳機能測定に有用と考えられた。

研究成果

• [雑誌論文] Brain scienceのトピックス.外傷性脳損傷:認知リハビリテーションの進歩. (2009)
  • 著者名/発表者名: 橋本圭司
  • 雑誌名: Jpn J Rehabil Med 46 ページ: 418-22
• [雑誌論文] Activation of the prefrontal cortex during the KWCST as measured by 2-channel near-infrared spectroscopy in patients with traumatic brain injury. (2008)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto K, Uruma G, Abo M.
  • 雑誌名: Eur Neurol 59 ページ: 24-30
• [雑誌論文] of the prefrontal cortex during the KWCST as measured by 2-channel near-infrared spectroscopy in patients with traumatic brain injury. (2008)
  • 著者名/発表者名: Hashimoto K, Uruma G, Abo M.
  • 雑誌名: European Neurology 59 ページ: 24-30
  • 査読あり
• [学会発表] DAIとMTBIの相違-DTIパラメーターを用いた診断支援システムの構築- (2008)
  • 著者名/発表者名: 笠原和美, 橋本圭司・他
  • 学会等名: 第36回日本磁気共鳴医学会大会
  • 発表場所: 旭川市文化会館
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] シンポジウム「Brain scienceのトピックス」外傷性脳損傷:認知リハビリテーション (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本圭司
  • 学会等名: 第3回リハビリテーション科専門医会学術集会
  • 発表場所: 福岡
• [図書] 脳解剖から学べる高次脳機能障害リハビリテーション入門 (2009)
  • 著者名/発表者名: 橋本圭司、上久保毅
  • 総ページ数: 108
  • 出版者: 診断と治療社
• [図書] 高次脳機能を鍛える (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本圭司
  • 出版者: 全日本病院出版会
• [図書] 高次脳機能を鍛える (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本圭司
  • 総ページ数: 65
  • 出版者: 全日本病院出版協会