研究課題/領域番号 |
19700503
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 北翔大学 |
研究代表者 |
山本 敬三 北翔大学, 生涯学習システム学部, 准教授 (00405698)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | クロスカントリースキー / スケーティング走法 / 力学分析 / 動作分析 / スキーキック力 / ポーリング力 / バイオメカニクス |
研究概要 |
本研究はクロスカントリー(以下、CC)スキーのSS走法を対象とし、斜度変化に対する運動力学的な対応を解明することを目的とした。斜度条件を規定するため、トレッドミル上で実験を行い、斜度を3%から11%まで、2%毎変化させた。被験者にはローラースキーを使用させて滑走動作を課した。滑走中の主な推進力を発揮するポーリング動作とスキーキック動作をバイオメカニクス的手法で分析した。ポーリング角、スキー開き角を三次元動作分析で、ポーリング力、足底圧を力覚センサで計測した。結果、斜度増加に伴って、スキー開き角とポーリング力については有意に増加し(P<0.05)、ポーリング角と足底圧については有意な変化は見られなかった。このことから、斜度変化による必要推進力の変動分を、ポーリング動作では力の大きさで、スキーキック動作では力の作用方向で対応することが分かった。上肢と下肢とでは、斜度変化に対する力学的な対応に違いがあることが分かった。
|