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ウォーミングアップによって遅発性筋痛を軽減させる方法の提案

研究課題

研究課題/領域番号 19700511
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

瀧澤 一騎  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 助教 (90410258)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,880千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード遅発性筋痛 / ウォーミングアップ / 伸張性収縮筋活動 / スポーツ障害 / 筋電図
研究概要

一般に「筋肉痛」と呼ばれる遅発性筋痛(DOMS)は,運動後1日〜3日後にピークに達する筋痛を指し,伸張性収縮筋活動後に生じる.本研究ではW-upがDOMS軽減につながるかどうかを実験的に検討した.研究1では上腕屈筋群の短縮性収縮によりW-upを行った条件と,一切のW-upを行わない条件でそれぞれ上腕屈筋群の伸張性収縮を行い,DOMSの程度を比較した.結果として,上腕二頭筋の筋温はW-upによって有意に上昇しが,伸張性収縮筋活動中のiEMGやDOMSの指標については条件間に有意な差が認められなかった.研究2では腕クランキング運動によってW-upを行った条件と,一切のW-upを行わない条件でそれぞれ上腕屈筋群の伸張性収縮を行い,DOMSの程度を比較した.結果として,W-upを行うことで伸張性収縮筋活動直前の上腕二頭筋温は有意に上昇した.しかし,DOMSによる痛みや筋損傷の指標では条件間における差が認められなかった.しかし,伸展痛については痛みのピークがW-upによって有意に軽減されていた.これら結果から,本研究で行ったW-upではDOMSを明らかに軽減することはできなかったが,W-upの行い方によっては伸張性収縮によるDOMSを軽減することが示唆された.

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 短縮性収縮筋活動でのウォーミングアップが遅発性筋痛に及ぼす影響2008

    • 著者名/発表者名
      瀧澤一騎、山地啓司、相馬俊雄、石川知志、石井好二郎
    • 雑誌名

      体力科学 第57巻

      ページ: 825-825

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 陣性収縮筋活動でのウォー・ングア・プが遅発性筋痛に及ぼす影響2008

    • 著者名/発表者名
      瀧澤一騎, 山地啓司, 相馬俊雄, 石川知志, 石井好二郎
    • 雑誌名

      体力科学 57

      ページ: 825-825

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 腕クランキング運動でのウォーミングアップが上腕二頭筋伸張性収縮による遅発性筋痛に及ぼす影響2009

    • 著者名/発表者名
      瀧澤一騎、相馬俊雄、山口太一、石川知志、石井好二郎
    • 学会等名
      第64回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      新潟県新潟市
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 短縮性収縮筋活動でのウォーミングアップが遅発性筋痛に及ぼす影響2008

    • 著者名/発表者名
      瀧澤一騎、山地啓司、相馬俊雄、石川知志、石井好二郎
    • 学会等名
      第63回日本体力医学会大会
    • 発表場所
      大分県別府市
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2008 研究成果報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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