研究課題/領域番号 |
19700566
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 文京学院大学 (2008-2009) 足利短期大学 (2007) |
研究代表者 |
吉澤 千夏 文京学院大学, 人間学部, 准教授 (10352593)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,430千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 幼児 / ままごと遊び / 生活文化 / 共有過程 / 縦断的研究 / スクリプト |
研究概要 |
本研究は、1歳児11名を3年間にわたり縦断的に観察することを通して、対象となった幼児及びその幼児とかかわる幼児が、ままごと遊びにおいてどのようなスクリプトを表出し、さらにそのスクリプトを理解し、受け入れ、互いの共通概念としていくかについて、その過程を捉えることを目的としている。 分析の結果、幼児期のスクリプト共有過程は、「食べる」「飲む」を中心としたスクリプトの共有に始まり、飲食するための調理や飲食物の確認・味等に関わるスロットの共有、「供する」際の言語を伴うスロットが表出され、さらには言語発達に伴い、言語を媒介としたイメージの共有が可能となり、それによりスクリプトの共有が図られることが示された。
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