研究課題
若手研究(B)
本課題では、一般的な農産物素材の調理加工中のポリフェノール化合物の消長と機能性の変動について一部を明らかにした。ジャガイモの各種加熱処理における温度履歴とポリフェノール化合物の変動を追跡し、急速加熱によりジャガイモ内部でおこるポリフェノールの酵素反応を抑制できることを確認した。また、タマネギを原料として工業的に製造されるオニオンエキスについては、特にタマネギの濃縮搾汁液を加熱する過程でポリフェノール化合物は大部分消失するが同時に褐変物質が生成し、抗酸化活性が著しく上昇することを確認した。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
日本食品科学工学会誌
巻: 56(3) ページ: 171-176
10024855184
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/56/3/56_3_171/_pdf
日本食品科学工学会誌 56
ページ: 171-176