研究概要 |
本研究では,先行研究等の調査より,主にGBS理論(Goal-based scenario)に基づく教材開発と実践を毎年行った.また,一方で生徒の道徳意識や情報知識による差も検討してきた.その結果,それらの高低も関連があるが,たとえ,それらが一定以上であっても,知識間の結びつきや,情報社会の特性に対して現実感を持っているかどうかも重要な検討項目であることがわかった.これらの問題に対して, GBSによる教材は効果的であることもわかった.一方,情報モラルの学習内容によっては他の指導法も検討する必要があることもわかった.
|