研究課題/領域番号 |
19700647
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
加藤 尚吾 早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (80406735)
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研究協力者 |
加藤 由樹 東京福祉大学, 教育学部, 講師 (70406734)
竹内 俊彦 茨城大学, 学内共同利用施設, 講師 (20327290)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,750千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | メディア教育 / 不登校支援 / メディアコミュニケーション / 携帯メール / 感情 / 教育工学 / 不登校 / インターネット / CMC / CMS |
研究概要 |
はじめに、不登校児童生徒を対象にした支援に適したCMSのプロトタイプを作成し、実際の教育現場で不登校支援に関わる教員による評価を行った。その結果、さまざまな追加機能の要望や、また現在の児童生徒の電子メディアに対する実態から、より基礎的な調査や実験を行う必要性が明らかになった。それを踏まえて、これまでの基礎研究で明らかになっていない電子メディアコミュニケーションにおける感情的な側面に関する基礎研究を行い、国内外の学会で広く研究成果を報告した。なお、基礎実験は、倫理面に十分に配慮する理由から、不登校児童生徒を被験者とはせず、大学生・大学院生を被験者として行った。具体的には、4つの感情(悲しみ、喜び、怒り、罪悪)に関する状況におけるテキストベースのコミュニケーションによる感情伝達に関して研究を行った。これらから、相手との親しさによって、自身の感情の表現に違いが生じることなど、不登校児童生徒支援におけるコミュニケーションに対する示唆を得た。
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