研究課題/領域番号 |
19710008
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
國頭 恭 信州大学, 理学部, 准教授 (90304659)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,710千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 森林土壌 / 土壌酵素 / 植物リター / 窒素 / リン / リグニン / リン制限 / 窒素制限 / 黒ぼく土 / 土壌有機物 |
研究概要 |
巨大な炭素貯留庫である森林土壌に窒素が流入した場合、その有機物量が増加するのか減少するのかを、有機物分解酵素に着目して研究した。森林植生下の黒ぼく土を対象に調査した結果、窒素流入により、土壌有機物分解に重要な働きをするフェノールオキシダーゼ活性は低下することが示唆された。この低下は、リン酸固定力の強い黒ぼく土への窒素流入により、競合力の弱いフェノールオキシダーゼ生産菌のリン制限が顕在化したことによるものと推察された。
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