脳腫瘍放射線療法に伴う被曝早期における認知機能障害の解析

• 研究課題/領域番号: 19710053
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 放射線・化学物質影響科学
• 研究機関: 長崎国際大学
• 研究代表者: 高井 伸彦 長崎国際大学, 薬学部, 准教授 (70373389)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,820千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 420千円); 2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2007年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
• キーワード: 認知 / 記憶 / 放射線治療 / 重粒子線治療 / 脳腫瘍 / QOL / 認知機能 / RBE / 海馬 / 記憶障害

研究概要

認知機能の低下は,脳腫瘍や小児白血病における放射線療法に限らず肺がんにおける化学療法においても生じる副作用の一つである。炭素線および陽子線を脳局所に照射した脳腫瘍治療モデル動物の場合,晩発期では実際の治療線量の1/2〜1/3線量である15-30Gyの照射により,記憶の獲得過程の障害が生じることを明らかにし,またその障害の要因として,海馬神経細胞数の選択的な減少が関連していることを明らかにした。

研究成果

• [学会発表] 炭素線治療効果の早期診断法の開発-基礎的研究- (2009)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 学会等名: 平成20年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉
• [学会発表] 炭素線治療効果の早期診断法の開発-基礎的検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 学会等名: 平成20年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉(ホテルポートプラザ千葉)
• [学会発表] 炭素線照射により作成した放線菌変異株より得られる新規生理活性物質の探索 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦, 小林秀光
  • 学会等名: 平成20年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉(ホテルポートプラザ千葉)
• [学会発表] 炭素線治療効果の早期診断法の開発-基礎的研究- (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 学会等名: 平成19年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉
• [学会発表] 炭素線照射により作成した放線菌変異株より得られる新規生理活性物質の探索 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 学会等名: 平成19年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉
• [学会発表] 炭素線照射により作成した放線菌変異株より得られる新規生理活性物質の探索 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦、小林秀光
  • 学会等名: 平成20年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉
• [学会発表] 炭素線治療効果の早期診断法の開発・基礎的研究- (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 学会等名: 平成19年度HIMAC共同利用研究成果発表会
  • 発表場所: 千葉
• [図書] 薬学分析化学の最前線[PETおよびSPECTなどの物理的分析法を利用したがん治療への貢献] (2009)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 総ページ数: 185
  • 出版者: 株式会社・じほう
• [図書] 薬学分析化学の最前線[PETおよびSPECTなどの物理的分析法を利用したがん治療への貢献] (2009)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 総ページ数: 185
  • 出版者: 株式会社じほう
• [図書] パートナー分析化学II(第2版)第6章画像診断 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 総ページ数: 11
  • 出版者: 株式会社・南光堂
• [図書] パートナー分析化学II(第2版)第6章 画像診断 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高井伸彦
  • 総ページ数: 11
  • 出版者: 株式会社 南光堂