研究課題/領域番号 |
19710151
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
外山 茂浩 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (60342507)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,830千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 被害予想 / 分析 / 対策 / 船舶による離島からの救急患者搬送 / 自然災害 / 被害対策 / 離島 / 小型船舶 / 救急患者 / 搬送 / 防振架台 / 般送 |
研究概要 |
小型船舶への搭載を想定した救急患者搬送用防振架台のばね機構、制御則に関して研究を行った。まず、患者にかかる負担は搬送患者の上下加速度によるものとし、防振架台の伝達特性に対する仕様を決定した。次に、防振架台に用いるばねの理想的な弾性特性について検討し、複数の引張ばねを組み合わせた非線形ばね機構を考案した。そのばね機構を有する実物大の防振架台を製作し、防振架台を小型化できる可能性を示した。最後に、電子制御用アクチュエータの制御則の候補をいくつか挙げ、制御入力の最大値、感度特性、入力外乱抑制特性、観測雑音除去特性の4つのフィードバック特性を用いて評価した。その結果、スカイフックダンパ制御が制御入力の最大値を抑制できており、装置の小型化が期待できることがわかった。また、搬送患者の体重差に対するロバスト性の尺度となる感度特性についても、スカイフックダンパ制御は良好な特性を示すことがわかった。
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