研究課題
若手研究(B)
糖脂質分子は、細胞膜中で局所的に自己集合構造を形成し、細胞間相互作用、細胞内シグナリング等の様々な細胞プロセスに関与するが、その制御機構は未解明である。本研究においては、細胞膜中の糖脂質を特異的に検出する化学プローブの作成に向けて、プローブとして有用な構造特性及び糖脂質との結合特性を有する分子の評価を目的とした。モデル系標的糖脂質分子に対して、基盤構造として利用するペプチドシークエンスの構造特性と結合特性について解析した。この結果、糖脂質に対して結合活性と結合作用によって二次構造変化を示す構造特性を有する新規のペプチドシークエンスが見出された。
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有機合成化学協会誌 66
ページ: 590-604
10021175588