研究課題/領域番号 |
19710197
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 岩手大学 (2009-2011) 筑波大学 (2007-2008) |
研究代表者 |
北本 尚子 岩手大学, 農学部, 特任助教 (70447241)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,390千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 保全 / 近交弱勢 / サクラソウ / 絶滅 / 有害遺伝子 / 連鎖地図 / 保全生物 / QTL |
研究概要 |
近交弱勢の遺伝的背景を明らかにするために、絶滅危惧植物であるサクラソウを用いて近交弱勢に関するQTL解析を行った。その結果、第3連鎖群上にあるga0343遺伝子座の周辺で同じ祖先に由来する対立遺伝子をホモ接合で持つ個体は、葉緑素が欠乏したアルビノになる確率が高まり、葉面積が小さく、翌年の出芽が遅くなり開花数も少なくなることが分かった。このことから、この遺伝子座の近傍には、近郊弱勢の発現に関与する有害遺伝子が座乗していることが推察された。
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