研究課題
若手研究(B)
白頭山東麓に分布する10世紀巨大噴火以降の火山灰層の起源について調査を行い,それらへの人的影響について検討を行ったが,森林破壊等による局所的な斜面崩壊により再移動した火山灰はごく少量であった。一方,噴火起源の火山灰層の物質科学的検討からは,これまで古文書解析から大規模な噴火を行ったとされた1702年噴火についての解釈の妥当性は低く,過去1000年の間,白頭山は小規模な水蒸気噴火を繰り返していたことが明らかとなった
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Lithos (in press)