研究課題/領域番号 |
19710215
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
園田 節子 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (60367133)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
1,970千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 東洋史 / 華僑・華人史 / アイデンティティ / 米中関係 / コミュニティ / 移民 / トランスナショナリズム |
研究概要 |
北米華僑が積極的に自らを「華僑」と自己表現しはじめるのは、1905年反米ボイコットに端を発する中国国内の中華ナショナリズムの高揚に共鳴した時である。以後、北米華僑は日常的には原籍地に基づく自意識を持つが、居住国と中国の二国間関係の歴史的転換時に、ときに過剰な強いナショナリズムと現地生活の肯定を含んだ華僑アイデンティティを表面化させた。日常の華僑社会で力を持つ華商や団体ではなく、華僑社会の中立的立場の知識人がこうした華僑意識の高揚と強化を図る役割を担った。
|