研究課題
若手研究(B)
トマス・アクィナスの徳倫理におけるいくつかの概念を,ギリシャ以来の思想史的背景を整理しながら考察し,それぞれの概念の位置づけや意味をある程度明らかにすることができた。この研究が特に着目したのは,「思慮」prudentia,「直知」intellectus,「良知」synderesis,「倦怠」acedia,「高邁」magnanimitasである。これらは哲学史的に重要であるだけでなく,私たちの生き方や道徳を考えるうえでもヒントを与えてくれる。
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南山神学 33号
ページ: 193-212
40017110986