研究課題/領域番号 |
19720047
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
田鎖 数馬 高知大学, 教育研究部・人文社会科学系, 准教授 (70437705)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,250千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 日本近代文学 / 美学 / クローチェ / 谷崎 / 大正期文芸思潮 / 国文学 / 文学論 / 文学一般 |
研究概要 |
イタリアの哲学者ベネデット・クローチェの美学が、大正期の日本文学に与えた影響を考えた。2007年度には、広津和郎の「散文芸術の位置」という評論を取り上げ、その種の美学が流行する状況に対しての、広津の批判の意味や方法を考察した。2008年度には、谷崎潤一郎の初期から中期の作品を取り上げ、そうした美学に影響されたことによって、谷崎の作風がどのように変容したのかを今析した。
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