研究課題/領域番号 |
19720049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
岩倉 さやか 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (10448699)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,940千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 中世文芸論 / 能楽論 / 花 / 自己変容 / 熊野 / 神仏 / 和歌 / 世阿弥 / 能 / 自然 / 中世 / 文芸論 / 謡曲 / 芸能 |
研究概要 |
世阿弥の能学論を読み解いた結果、その根幹をなす思想、すなわち「花」とは「根源なるものの力(世阿弥の用語では「妙」)を、絶えざる自己否定を通じて宿し得た、演者の心とわざの総体」を射すのだ、という結論に至った。また、絶えざる自己否定という形での「自己変容」が、多くの謡曲の中で、シテの変容という形で示されていることを、作品論の中で示し、従来等閑視されてきた能楽論と謡曲論との有機的連関を明らかにした。
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