研究課題/領域番号 |
19720054
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
正道寺 康子 聖徳大学, 短期大学部・総合文化学科, 准教授 (70320702)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,460千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 王朝物語 / 古代音楽 / 樹木神話 / 仏典 / 七絃琴 / 和漢比較文学 / 日中文化交流 / 平安文学 / 比較文学 / 仏典引用 |
研究概要 |
『うつほ物語』がどのように形成されたのかを探るために、音楽・絵画・仏典等の影響を調査した。その結果、『うつほ物語』の世界は、『孝子伝』、仏伝、『琴操』等を複合したものであることが判明した。特に注目すべきは、『うつほ物語』では、樹下弾琴図や大樹伝説の影響が大きいことである。さらに、『うつほ物語』の特質を明確にするために、『源氏物語』の樹木表象と比較し、源泉となったものが大きく異なることも指摘した。
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