研究課題/領域番号 |
19720127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 新潟産業大学 |
研究代表者 |
菅谷 奈津恵 新潟産業大, 経済学部, 講師 (90434456)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,490千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 使用依拠モデル / 動詞形態素 / 二重メカニズムモデル / 暗記学習 / コーパス / テンス・アスペクト / コーパス分析 / 使用頻度 |
研究概要 |
本研究の目的は、日本語の動詞活用が語彙のように暗記されていくものであるのか、あるいは、規則の学習を通して習得されるものであるのかを検討することである。テンス・アスペクト形式(ル、タ、テイル、テイタ)を中心にした文法テストと、造語動詞(実験用に作成した新語の動詞)と実在動詞を用いた動詞活用テストを実施した。調査の結果から、日本語の動詞活用においては規則を適用する能力と、一つ一つの活用形を記憶する項目学習の働きの両者が関わっていることが示唆された。そして、日本語母語話者と比較した結果,日本語学習者と日本語母語話者とは、動詞活用の処理方法が異なる可能性が示唆された。
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