注意配分が第2言語のリスニング理解に及ぼす影響に関する実験研究

研究課題

研究課題/領域番号	19720133
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	外国語教育
研究機関	信州大学
研究代表者	酒井英樹信州大学, 教育学部, 准教授 (00334699)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
研究課題ステータス	完了 (2008年度)
配分額 *注記	1,480千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 180千円) 2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円) 2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード	英語教育学 / リスニング / 注意配分 / 第2言語習得
研究概要	本研究では,意味と形式の注意配分が英語リスニングの意味理解に与える影響に関する実証研究を行った。形態素の数を数えながら聴解しようとする形態素群,文の数を数えながら聴解しようとする統語群,聴解だけに集中する統制群を比較した。その結果,文法形態素への注意配分は意味理解を阻害すること,また,文の数を数えさせるという統語的特徴への注意配分は文法形態素への注意配分ほど意味理解を阻害しないことが示された。