研究課題
若手研究(B)
本研究は、古代~中世の後七日御修法に関する諸史料を蒐集し、その実態と変化の諸相を明らかにすることを目的とした。後七日御修法の儀礼だけでなく、修僧の主要な母体となっていた東寺の組織についても検討の対象とした。まずは関係史料の残存状況を調査し、それらの多くを蒐集し、史料中に引用された史料も含めて分析した。この作業と並行して、関連する3種の表をまとめた。これらの諸データを検討した結果、12世紀初頭における変化の諸相が明らかになった。成果の一部については、拙稿「十二世紀初頭の真言宗阿闍梨と東寺定額僧」(2010年刊行予定)にまとめた。
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『(書名未確定、東寺文書研究会論集)』(高橋敏子, ほか編)(思文閣出版) (未確定)(掲載確定)