研究課題/領域番号 |
19720182
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井坂 理穂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (70272490)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,530千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 南アジア史 / インド / グジャラート / 近現代 / 歴史認識 / ナショナリズム / インド文学 / 国際研究者交流 / インド史 / 近代 |
研究概要 |
本研究では、近現代インドにおいて歴史記述のあり方がいかに変遷したのかを、インド西部グジャラート地方の知識人層に焦点をあてて検討した。その結果、この地方において、独立前後の政治過程を背景に、インドの統一性を強調する歴史記述が台頭したことや、その一方で特定のコミュニティの立場から、コミュニティごとの差異を強調しつつ「インド」との関係を模索する多様な歴史像が表されたことが明らかになった。さらに本研究は、これらの歴史認識が、独立後の州再編過程や、宗教コミュニティ間、地域間関係をめぐる議論といかに連関していたのかを具体的に示した。
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