研究課題/領域番号 |
19720210
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 奈良県立橿原考古学研究所 |
研究代表者 |
重見 泰 奈良県立橿原考古学研究所, 総務企画部, 技師 (70443570)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,810千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 新羅の土器 / 新羅土器 / 外交権 / 外交儀礼 / 国家形成 / 新羅印花文土器 / 律令国家 / 外交 |
研究概要 |
新羅との外交・交渉で齎された土器は、7世紀初頭から飛鳥・藤原地域に集中し始め、7世紀後半にはこの地域に集約する。その後、交易目的の往来が主体となるまで宮都を中心に分布が移動する。とれは、推古朝の中国的な外交儀礼の導入と、天武朝における政治的戦略による外交権の掌握が反映したものであり、外交権が皇権に一元化され、諸権力が宮都に集約していくことを示す。天武朝に始まった国家建設が平城京に至って完成していく過程を知ることができる。
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