研究課題
若手研究(B)
本研究は南部アフリカの狩猟採集民として知られるサンが、再定住をともなう開発政策と先住民運動の渦中で、自らの社会や文化を再編する過程を明らかにしたものである。サンの政治参加、「伝統文化」活動、アイデンティティと社会関係などを調査した結果、「文化の消滅」の場となることが危惧されていた再定住地が、むしろこの社会や文化の特徴が再編されつつ維持、再生産される場となっていることが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (18件) 図書 (2件)
南アフリカを知るための60章(峯陽一編)(明石書店)
ページ: 335-339
開発と先住民(岸上伸啓編)(明石書店)
ページ: 232-253
「先住民」とはだれか?(窪田幸子・野林厚志編)(世界思想社)
ページ: 224-247
岸上伸啓編『開発と先住民族』(明石書店)
窪田幸子・野林厚志編『先住民とは誰か? 』(世界思想社)
アクション別フィールドワーク入門(武田丈・亀井伸孝編)(世界思想社)
ページ: 63-75
アクション別フィールドワーク入門 (世界思想社)
アジア・アフリカ地域研究 6(2)
ページ: 373-395
130007535072
2006 Crossing Disciplinary Boundaries and Re-visioning Area Studies(Maruyama, Junko, Liulan Wang, Tatsuro Fujikura and Masako Ito eds.)(Perspectives from Asia and Africa Kyoto : ASAFAS and CSEAS Kyoto University)
民博通信 117
ページ: 8-9