研究課題/領域番号 |
19730012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 大阪教育大学 (2008) 人間環境大学 (2007) |
研究代表者 |
西村 貴裕 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70367861)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | ナチズム / 自然保護法 / 動物保護法 / ドイツ史 / 環境史 / 景観計画 / 法制史 / 郷土保全 |
研究概要 |
ドイツのナチズム期における自然保護関係の立法としてどのようなものがあったかを調べ、これらが当時の水準からすれば先進的なものであったこと、これらが、ナチス政権のプロパガンダとして、またゲーリングという個人の権力欲から成立した立法であったことを確認した。次に、これらの立法の背後にあった思想と、その成立過程を検討した。これらの立法が、「人種の浄化」というイデオロギーとうまく結びつくものであったこと、しかしそれだけではなく、当時の労働者階級による「レクリエーション」の要請といった、様々な運動・イデオロギーとも結び付きうるものであったことを明らかにした。
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