ドイツにおける環境賦課金の生成および初期の展開に関する理論研究

• 研究課題/領域番号: 19730020
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 公法学
• 研究機関: 三重大学
• 研究代表者: 岩崎 恭彦 三重大学, 人文学部, 准教授 (20378277)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 1,150千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 150千円); 2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
• キーワード: 公法学 / 環境政策 / 環境賦課金

研究概要

本研究は、ドイツの環境保護法制に着目し、環境賦課金という「環境保全の新たな手法」を研究対象として、その実施に伴って生じる諸問題、特に法理論的課題について研究しようとするものである。本研究では、ドイツの排水賦課金制度について、(1)その導入の背景に「原因者負担原則」の実践および水管理法上の規制的手法の実効性の向上という意図があったことを明らかにし、その上で、(2)排水賦課金と水管理法との関係に焦点を当てることにより、(3)環境賦課金という手法の今後の方向性について展望した。