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失業時生活保障制度における就労促進の法的意義に関する日独比較法研究

研究課題

研究課題/領域番号 19730050
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会法学
研究機関京都産業大学

研究代表者

高畠 淳子  京都産業大学, 法学部, 准教授 (50351268)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
1,450千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード失業 / 雇用保険 / 就労促進 / 制裁 / 職業選択の自由 / 生活保護 / 社会的包摂 / 給付制限 / 最低生活保障 / 稼働能力 / 期待可能性 / ワーク・ライフ・バランス
研究概要

本研究は、失業時生活保障制度において、失業者への就労促進策の内容とその法的意義について検討することを目的とする。失業時生活保障制度としては、失業者の失業中の所得保障、職業能力の向上などを目的とする雇用保険制度に加え、雇用保険制度の対象とならない者に残された社会保障制度である生活保護を取り上げ、近年労働市場改革を実施したドイツを比較対象国とする。ドイツでは、失業手当受給者に対しては、労働市場への復帰をできるだけ早期に果たすことが優先され、職業能力の高い者や失業期間の短い者から優先的に職業紹介や職業訓練紹介の対象とされる傾向にあること、前職との継続性やその後の職業的発展性などはあまり考慮されることなく職業紹介がなされていること、そのため、再び失業するリスクも高く、失業者の職業選択の自由の保障という観点からは問題があるといえる。他方で、長期失業者がその受給者となる求職者基礎保障給付についても給付制限が用意されており、その結果、最低生活保障が脅かされうる点を指摘できる。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 「ワーク・ライフ・バランス施策の意義と実効性の確保」2008

    • 著者名/発表者名
      高畠淳子
    • 雑誌名

      季刊労働法 220

      ページ: 15-26

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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