研究課題
若手研究(B)
本研究は、倒産処理手続における取締役等の処遇を検討すると同時に、倒産処理手続の機能につき一層の考察を深めるものである。アメリカ連邦倒産法、および英連邦とくにイギリスの倒産処理手続における経営者等の責任追及の有り様を検討することにより、当事者主導型の倒産処理手続の適正さや公正さを担保する要の一つとしての、経営者等の責任追及制度の意義を明らかにした。さらに、倒産処理手続の役割を考えるにあたっては、経済社会との関係性も考慮する必要があることを示した。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
民商法雑誌 138巻6号
ページ: 59-84
民商法雑誌 139巻1号
ページ: 37-68