研究課題/領域番号 |
19730113
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
塩出 浩之 琉球大学, 法文学部, 准教授 (50444906)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,160千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 公論形成 / ジャーナリズム / 明治維新 / 東アジア国際社会 / 外交と世論 / 征韓論 / 琉球併合 / 自由民権運動 / ジャーナリズムと政治 / 東アジア国際秩序 / 日中関係 / 征韓論争 / 日朝(日韓)関係 / 東アジア国際鉄序 |
研究概要 |
本研究では、明治維新直後に誕生した日本の新聞が、公開の言論による政治空間を形成した過程について、近隣諸国との関係・紛争をめぐる議論を中心に分析した。征韓論と民権論の結合に象徴されるように、言論の自由(政府批判を含む)の追求とナショナリズムとは親和的だったが、"国益のための避戦"論のように議論には多様性があり、公に異論を戦わせること自体に重きが置かれていた。コミュニケーションの形態にも多様な模索があり、琉球併合問題をめぐっては中国の新聞との相互参照もみられた。
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