研究課題/領域番号 |
19730143
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
上須 道徳 大阪大学, サステイナビリティ・サイエンス研究機構, 特任助教 (50448099)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
1,180千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
|
キーワード | ゲーム理論 / 実験経済学 / 環境経済学 / 経済実験 / グーム理論 |
研究概要 |
本研究ではグループ間の移動と外部性が囚人のジレンマにおける協力行動に与える影響について理論分析と経済実験による実証分析を行った。理論モデルの分析ではグループ間の移動と外部性が協力的行動を壊すメカニズムを進化ゲームの枠組みを用いて示した。この理論モデルを基に行った被験者を用いた実験では、移動とグループ外部性が潜在的な協力行動を消してしまうことが間接的に観察された。本研究で得られた結果は、排出権取引や環境税など現在の制度設計の基礎となっている経済理論に新たな洞察を与えるものである。
|