研究課題
若手研究(B)
ネットワーク外部性がある財の販売方法として、返金特約付の予約券販売方法に関する実験を行った。実験する際に以下の4つのカテゴリーを考えた。(a)返金特約付予約券を有料の予約券とする場合、(b)返金特約付予約券を無料の予約券とする場合、(c)チープトークがある場合、(d)直接財を販売する場合。実験の結果、以下の事が分かった。(1)理論どおり、返金特約付き予約券販売方法がネットワーク外部性がある財の販売を促進する。(2)返金特約付の予約券が無料より有料の方が促進効果が高い。(3)返金特約付の予約券販売方法は、チープトークとシグナリングの両者の性質をもつが、有料の返金特約付予約券とチープトークでは前者の方が効果が高い事が分かった。(4)チープトークと無料予約券の間には有意な差はみられない。また、ネットワーク外部性があるサービスであるSNSの理論化も行った。
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