研究課題
若手研究(B)
本研究における研究成果は、大別して以下の3点にまとめられる。第1に、日本における教育の不平等度を教育ジニ係数という指標によって数量化し、その推移や都道府県間の差異を詳細に分析した。第2に、子どもの学歴達成を規定する要因について、親の社会経済的背景や学校種別に着目して分析をおこない、私立学校に通うことが子どもの最終学歴に及ぼす効果を明らかにした。第3に、国際学力調査の結果から、児童生徒の学力を規定する要因について分析をおこない、家庭的要因や教育方法の改善(少人数指導、習熟度別指導の実施)が学力に強く影響していることが明らかとなった。
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The Japanese Economy Vol.36,No.3
ページ: 3-27
The Japanese Economy Vol.36, No.3
日本経済研究 第59号
ページ: 66-82
40016165215
日本経済研究 59
日本経済研究 (掲載決定)