研究課題/領域番号 |
19730177
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
|
研究機関 | 早稲田大学 (2008-2009) 大阪大学 (2007) |
研究代表者 |
鈴木 彩子 早稲田大学, 国際教養学術院, 講師 (20327696)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
3,540千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 産業組織論 / 反トラスト / 独占企業 / 垂直結合 / 市場閉鎖 |
研究概要 |
本研究は、垂直結合の競争促進・競争阻害のどちらの効果が高いかを実証研究により明らかにしようとしたものである。特に、近年盛んに垂直結合が見られた米国ケーブルテレビ産業のデータを用いてこの問題に取り組んだ。その結果、垂直結合により、卸売価格も最終価格も下がったことを示唆する結果がみられた。つまり、垂直企業間での効率性改善があったと考えられる。しかし、この効果は消費者余剰には反映されていないことも分かった。これは、ケーブルテレビ会社が垂直結合により自社チャンネルとなったチャンネルを優先してパッケージに組み込むようになるためである。
|