研究課題/領域番号 |
19730222
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
浅井 義裕 城西大学, 現代政策学部・社会経済システム学科, 助教 (60433645)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,080千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 市場規律 / 買収防衛策 / 株主提案 / 敵対的買収 / 相互会社 / 格付け / 郵政民営化 / コーポレートガバナンス / 国営銀行 |
研究概要 |
本研究では、市場規律が、わが国のコーポレートガバナンスにどのような役割を果たしてきたのかについて分析を進めてきた。その結果、(1)格付けによる外部からの評価が容易になるなど、市場規律が機能しやすい環境が整いつつあること、(2)株主が存在しない相互会社は、経営の効率性が劣る傾向があること、(3)郵政民営化などは、経営効率性を改善すること、(4)機関投資家による株主提案は、経営者を規律付ける効果があること、(5)系列に属している企業の買収防衛策は、アメリカなどとは異なり、企業価値を高める効果があることが明らかになった。
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