研究課題/領域番号 |
19730232
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
菅原 宏太 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (90367946)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,350千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 財政分権化 / 財政競争 / 財政援助 / 政府規模 |
研究概要 |
本研究では、財政分権化が財政競争に与える影響を組み入れた理論モデルにより中央政府による財政援助と地方政府間の財政競争との連繋構造を理論的に分析し、日本の都道府県の事例を用いてその帰結を実証分析した。分析結果から、歳出面の分権化が先行している日本では、特に地方圏において、財政分権化が財政競争の助長を通じて政府規模を増大させていることが明らかとなった。このことから、財政援助が過当競争を引き起こしている可能性がうかがえる。
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