研究課題/領域番号 |
19730261
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 九州大学 (2008) 跡見学園女子大学 (2007) |
研究代表者 |
朱 穎 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (50334610)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,350千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 自動車産業 / 知識の境界 / 知識分業 / イノベーション / 企業の境界 / 知識合業 |
研究概要 |
複雑な技術体系を有する産業において、新規性の高い技術革新が必要とされる場合、企業間関係はどのように変化するのかについて、自動車排気浄化技術の開発を事例に考察した。これまでの研究ではタスクの不確実性に対応し、自動車メーカーは周辺技術の開発に取り組んでいたことが確認されているものの、なぜそのような意思決定に至ったのか、との問題はまだ解明されていないところがある。それに対して、本研究は自動車メーカーと部品メーカーとの分業関係に焦点を当て、資料分析とヒヤリング調査を中心に事例研究を行った。不確実性の高い技術開発に対して、自動車メーカーは社内で技術全体を理解できる内製R&D組織を構築していたことが示されている。こうした知識のマネジメント(企業間関係)は、そもそもモジュールなモジュラー型の技術集積ではなく、一つ一つが相互に密接に関係したアーキテクチャー重視の技術体系を持っている産業において重要とされている。一方では、技術の不確実性に対して、システムインテグレータはいかに認識し対応するか、企業間における学習プロセスの解明が今後の課題である。
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