研究課題/領域番号 |
19730285
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
中山 雄司 大阪府立大学, 経済学部, 准教授 (20326284)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
2,320千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
|
キーワード | 空間的競争モデル / 水平的差別化モデル / 垂直的差別化モデル / 電子商取引 / 垂直的市場構造 / 流通チャネル / モデル分析 |
研究概要 |
インターネットの登場がもたらした流通チャネルの変化が社会厚生に与える影響を、2 つの寡占市場モデル(水平的差別化モデル、垂直的差別化モデル)を活用・拡張して理論的に分析した。1つは物的財に関する電子商取引の登場を分析した研究である。もう1つは情報財に関する電子商取引の登場を分析した研究である。前者では、電子商取引の登場は、小売市場の競争性を高め電子商取引を利用しない消費者にとっても望ましいが、企業の利潤も含めて考えると、その市場規模が小さい場合には、社会的に望ましくない場合があることが分かった。後者では、消費者にとっても社会全体にとっても電子商取引の登場は経済厚生の観点から望ましいことが分かった。
|