研究課題
若手研究(B)
本研究は,家族発達理論における夫婦間の相互調整について,家計における貨幣配分のタイプに着目し,家計意識や夫婦の関係性とあわせて検討することを目的とした。2回にわたる質問紙調査の結果,家計に対する意識の構造とそれらが結婚満足度や共感的コミュニケーションと関連していること,貨幣分配タイプに関する夫婦間の相互調整は,夫婦双方の「理想」も含めて夫婦間で交渉が行われ,夫婦関係における日常的な行動のパターンとして形成されていくことがうかがわれた。
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東北大学大学院教育学研究科研究年報 58(2)(印刷中)
120002444004