研究課題
若手研究(B)
本研究では,円や三角形などの幾何学図形の描き方が文化間でどのように異なるかを検討した。日本と独語圏の幼児・大学生を対象に実験した結果,幼児では図形の描き方に文化差はみられず,大学生では文化差がみられた。特定の文字の書き方を覚えると,単純な図形を描くときにも,習得した文字の書き順を適川して,結果的に図形の描き方に文化差がみられるようになることが示唆された。本研究結果は,ヒトの認知発達に文化的要因が与える影響を示した点で意義があるといえる。
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Proceedings for the SEAP2009 No.66
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Proceedings for SEAP 2009 1巻
http://www.dokkyo.ac.jp/profile/language_29.htm