研究課題
若手研究(B)
本研究では,幼児期の謝罪について,親密性が謝罪生起に果たす役割を明らかにし,他者感情理解や罪悪感,違反の繰り返し抑制という観点から謝罪生起のメカニズムを明らかにした。さらに,児童期の謝罪について,罪悪感が謝罪を規定する状況は限られ,違反発覚が不明瞭で謝罪以外の方略想起が可能な場面や,自己と他者が負うべき責任の割合が同程度の場面では,罪悪感は謝罪ではなく補償行動を規定するなど,罪悪感という観点から児童期の謝罪発達メカニズムの一端を明らかにした。
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幼年教育研究年報 第31巻
ページ: 113-121
120002835788
幼年教育研究年報 31
幼年教育研究年報 第30巻
ページ: 37-44
幼年教育研究年報 30