研究課題/領域番号 |
19730521
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
丸山 真純 長崎大学, 経済学部, 准教授 (00304923)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,590千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 文化 / コミュニケーション / 言語教育 / 異文化コミュニケーション / 批判的アプローチ / 相対主義 / 社会構築主義 / 伝達モデル / コミュニケーション・プロセス / 棲み分けと統合 / 標準化 / 規範化 / 日本語教育 |
研究概要 |
主要な研究成果は以下のとおりである。(1)文化本質主義的文化観や規範化されたコミュニケーション・パターンが日本語教育においても、教科書や教授を通じて、再生産されていること。したがって、受講生側がこうした教授内容を批判的に検討すること、また、教育者側は、そうした自らの営為を批判的に内省するとともに、受講生への批判的検討を促すアプローチを実践する必要がある。(2)特定のコミュニケーション・スタイルおよびコミュニケーション能力が、グローバルな標準として、使用される言語範囲を超えて、無意識的に受容されやすいことを「言語」の標準化との親和性・類似性の点から明らかにした。(3)異文化コミュニケーション研究教育を3つのステージから分析し、近年の批判的アプローチ(Critical Intercultural Communication;Critical Communication Pedagogy)の日本における応用の可能性を検証した。(4)コミュニケーション研究における、コミュニケーション概念の史的展開を(a)伝達モデル;(b)社会構築モデル;(c)批判的モデルの3つのモデルから検証した。
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